実例

中心に大きな作業場を確保することでオフィスワークもグンと能率的に

創業33年。大阪、難波に本社を構える株式会社リボンワークは、ギフト用のパッケージに使用されるラッピング用のリボンを中心に、そのデコレーションスタイルを提案する老舗。その業績は著しく発展し、6年前には遂に東京営業所を開設。多摩には工場を、日本橋には15坪の小さなオフィを構えた。当初は3人で使用していた東京オフィスも、6年経った現在では社員が6名に。何かと手狭になった事をきっかけに移転が決定した。

「我々の仕事に不可欠なのが、リボンの加工をお願いできる内職人の存在。浅草には小学生の子供や孫を抱えた30代から70代まで自宅で作業をお願いできる方が数多く在住されていたんです」
これが浅草を選んだ一番の理由だ。

また、それまで人形町のオフィスから多摩の工場まで出かけては戻る日々にスタッフは皆、不便さを感じていたと言う。

「工場とオフィスは同じ場所に」この合言葉を実現すべく、部長らが半年掛けて物件探しが始まった。

デスクワークと細かい手作業、その両方を助ける作業デスク&スペースで仕事の能率を大幅アップ!

CDラックがリボン置きに。グッドアイデア!

引越プロジェクトは女性スタッフに一任する

「移転準備と言っても私は“何日までに各自荷物を撤収すること”と宣言したのみ。けれどスタッフは各自が分担して持ち場を整頓したようです」

オフィスは主に女性スタッフが主導権を握って交通整理し片付けを進めた。

「出たり入ったりの男性が仕切るより、オフィスの事は、その場にいる時間が長い女性陣にお願いする方がスムーズでしょう。今回はデスクやパーテーションの配置、絨毯の色などもすべて女性スタッフに一任しました」

そう言うオフィスのレイアウトは、まずドアを開けるとすぐに内線電話が目の前に。来客は左の商談スペースへ、社員は右のオフィスへと、部外者がオフィスの様子を目にすることなく出入りできるスムーズな導線が確保されている。もちろん給湯室は商談スペースの傍。本社の社長が好きで購入した絵画が、シンプルなオフィスに華を添えている。

一方、工場は男性陣が担当。過去の試作品や予備ストックなど、過去6年間に積もり積もった蓄積商品は思い切って処分した。

「捨てた廃棄物は何と45リットルのゴミ袋80袋分にもなりました。危うく必要なストックまで捨てそうになりましたが、荷物も大幅に減り、気分もスッキリ。今なら誰もがどこに何が収納されているか把握することが出来ているし、引越し代も大幅に削減できたと思います」

今回のリボンワークの新オフィスで一番の目玉となっているのが、共同作業スペースの存在。真ん中に大きな作業台を置き、その周辺をグルリと囲むようにリボンやラッピングに使う雑貨を細かく引き出しに収納している。

「我々はよくラッピングのデコレーションやオーナメントの試作品を作るのですが、以前はリボンや布など様々な装飾品を切り張りする作業も、各自の小さなデスクの上だったんです。電話が鳴ると作業をミスしたり、雑貨がデスクワークの妨げになったりと、これまでは大混乱の連続でした。そこで今回は思い切って共同のサンプル製作場を設置。これなら素材も取り出しやすく、ゆったりと作業できるし、オフィスワークの妨げにもなりません」

社員全員が喜んでいるという作業場は約10坪ほどのスペース。CDラックにはタイプ別にズラリとリボンが揃い、それに付随するラインストーンやオーナメントなど細かい装飾品は、クリアケースの引き出しに収納されているので、どこに何があるかは一目瞭然。

「こうやって備品や道具を全員で共有することで、無駄な備品を削減できるというメリットもありましたね」

作業中に発生する糸屑、紙屑などもこのスペースに集中するため、社員が全員で行うという毎日の清掃もグンと効率が上がった。

余白スペースを作ることで新たに生まれたモチベーション

「スカイツリーも完成しつつありますし、浅草についての話題もできて、来客受けはなかなか良いのかもしれません」

広くなって来客が増えたというオフィスでは、社員の誰もが積極的に来客への対応を行い、かつ自主的に整理整頓も始めた。

「仕事をする上で、やはり気持ち良く働けるというのは重要なこと。当社の財産はやはり人。そのために社員のリクエストは出来るだけ重視しました」

労働環境を整えた事で、働く人の心に余裕が生まれたのだ。さらに大整理を行ったお陰で1階倉庫にも大きなスペースが登場。

「今後はここに内職の方が集える場所を用意してゆくことも検討中。内職の仲間同士が集える場所があれば、そこで情報交換も始まり、連帯意識からモチベーションも上がるはず。臨機応変な手作業が要求される我々の仕事で、一番重視するべきは従業員の労働環境。一見無駄とも思えるスペースでも、それが思わぬ効率アップに繋がっていることは、今回の引越しから学んだ一番の収穫でした」

  • 執務室の隣にある作業場では、リボンを使った作品のサンプルを制作している。重要な営業のツールだ
  • 明るくて清潔感のあるオフィスは居心地がいい
  • お客さまとの商談などに活躍する応接スペース。社長が好きでコレクションしているという絵が、夢のある仕事を演出している
  • 奥に倉庫がある駐車場。毎日社内の掃除を欠かさないリボンワークでは、車も毎日洗っている

取材協力

株式会社リボンワーク 取締役 営業部長

寺川 英明 様


「共有の作業スペースを確保することにより、デスクワークとハンドワーク両方の能率をアップさせました」

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